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 五十肩を広島県福山市の整体師が解説

 

「最近肩が動かしにくいけど、これって五十肩かな?」という方や、「ずっと肩が上がらないけどこのままで大丈夫かしら?」という長年五十肩でお悩みの方へ広島県福山市の整体師が五十肩について解説します。

 

1.五十肩を治すために知っておきたい肩の作用

1.肩の基礎知識

 

☆肩関節の形状

 肩関節の形状は球体型で『球関節』と呼ばれ、広い可動域を持つ関節です。肩関節の他には、股関節が球関節です。球関節は、肩関節と股関節の2か所しかない特別な関節の形状なのです。

 『球関節』の形状は、肩や股の動きが大きい関節には都合の良い構造です。そして、他の関節と大きく違う点は、その働きにあります。

 

☆球関節の働き

 球関節は2つの主動作を持っています。荷重を受けるし、荷重を吊り下げる働きのを特徴を持っています。この意味は、①四つ這いの時や身体を起こす時に荷重を支える、②二足歩行の時は足の動きに合わせて腕を振ることでバランスをとる、こういった作用を持っています。

 この球関節は、球状の軸である骨と、その軸受けになる関節窩、の二つから構成され、

 ・関節を結ぶ靱帯の働き

 ・腕を吊り下げて働く、筋肉による振り子運動への合理的な働き

 ・関節唇の存在と潤滑液による近接力(引き寄せ)の働き

 この三点の仕組みにより重さに負けずに抜けずに動かせるのです。

五十肩の基礎知識 肩関節解剖図

 この肩関節の在り方を考慮に入れ、肩関節の動きを良くするためにはどうしたら良いかを考えると、腕を振る、荷重を支える、という2つの動きを行う事です。

 

 

 

2.五十肩の基礎知識

 

五十肩はフローズンショルダー、肩関節周囲炎とも言われます。

 人口の約2%に生じると言われていますが、命に別状がない症状のため軽度のものは医療機関に関わることなく放置されている場合が多くあると考えられます。

 

 

3.五十肩は原因 発生のメカニズム?

 

 一般的には繰り返しの微細な引っ張られる力の蓄積により起こります。極まれにプロレスの関節技のような大きな力により一撃で起こす場合もあります。また間接的に悪くなる原因には股関節の動きの悪さから起こる場合もあります。

 

 では、大部分を占める繰り返しの引っ張られる力による五十肩の具体的なものを上げてみましょう。

・いつも決まった側の手で荷物やカバンを持つ

・赤ちゃんをいつも同じ側で抱っこする癖がある

・毎日の犬の散歩

・仕事で重いものを片手で持つことが多い

・腕を振って歩く習慣がない

・手を上げて作業することがない

・静的ストレッチをしている

・就寝時、決まった側を下側にして少し斜めにしている

 

 間接的な場合は、

・骨盤の動きが悪く、背骨や股関節で代償し相同的に肩関節の動きが悪くなる

・足を組む癖がある

・斜めがけカバンにより上体の軸が傾いている

・歩行不足により筋力の萎縮、重力負荷を掛けないと新生児のように丸くなっていく

 

 大部分の五十肩患者さんは痛めた原因が思い当たらないことが多いです。これは、毎日の気が付かない程度の微細な損傷が五十肩を発症させているからです。

五十肩 原因 寝て痛い

 

 

 

 

 

4.五十肩でどういう防御反応が起きているのか?

 引っ張られる力が加わり続けると、繋ぎ止めている靱帯等の繊維がほつれ始め、炎症が発生します。組織が破壊されているので痛みを伴い、炎症から熱をもちます。生卵がゆで卵になるように、熱作用にはタンパク質を変性させる力がありますから、長い時間を掛けて関節の骨成分を変性させて関節内や筋肉内に溶けた骨が流入し、糊の様にくっついて癒着する原因になったり塊になったりします。こうして五十肩の症状である「肩のがあがらない、痛くて動かせない」ができあがります。

 

 見方を変えると『これ以上引っ張られてしまうと腕がちぎれるので、補強して動かなくしてしまおう』という身体の防御反応の現れでもあるのです。筋膜が硬くなるのも、肩甲骨を体幹に張り付かせて動きにくくするのも身体の防御反応なのです。四肢が引きちぎれると激痛が起こり出血しますから、生命活動を維持するために引っ張られる力に対して警告を出しているのです。揉み返しや無理にボキボキして動くようになっても、後で痛くなることはこういった理由があります。

 

 痛みが出るのは、防御反応として固まる変性が起こって動かない肩になっている最中に、無理やり動かそうとしているからです。つまり、固定された肩に生まれ変わりつつある中で、動くはずのない部分を動かそうとしているのと同じだからです。

 

 身体全体で見ていくと五十肩を直接的に痛めた場合を除いて、先に腰に異常が出ていることが圧倒的に多いです。「あれ、私は腰は痛くないけど・・」と思われるかもしれませんが、痛みだけが異常の兆候ではありません。あなたの腰は自身の15歳前後の頃と比べてどうですか?柔軟性、ダメージを受けた時の許容量、可動域は全く同じでしょうか?自覚のあるなしに関わらず、肩と同じように最初は動きが悪くなったから始まっています。機能の障碍を経由して構造の障碍に至るのです。

 ヒトの動作として考えると、二本足で歩く事が身体の構造上で最も重要だからです。歩くためには足を出して手を振るという動作を行います。実際には、これより前に『腰が弾みをつける』ことから歩くという動きが始まります。弾みをつけて、歩こうとする働きを備えていて、骨盤がはずみ車、つまり『フライホイール』様の動きをします。『仙骨』が弾みをつけて動きはじまり、次いで顎を引いて、足が前に出ててもうご扱き始めます。

五十肩 ジャイロコマ更に、今話題の二足歩行ロボットや、ドローンにも搭載されている『ジャイロセンサー』という言葉で知られるようになった、『ジャイロ効果』を骨盤が持っています。骨盤を中心に手と足を振ることによりジャイロ効果で歩くときに安定性を出しているのです。この二つの作用もあり腰は要と言われています。

 

 肩の不調は、肩だけで悪くなるということは多くはありません。多くはキッカケとなる腰の働きに異常が起こったことから始まります。極論的に申し上げると、肩は腰の働きの改善無くしては良くなりにくいのです。

 

 

 

5.五十肩の治し方は?

 五十肩の治療法は、硬いからと言って筋をほぐしたり、筋膜をリリースしたり、肩甲骨はがしをすると、その場では動くようになるかもしれませんが悪化することが多いです。TVで五十肩の人はコレをやれば大丈夫!も鵜呑みにしない方が良いでしょう。それは防御反応が、その人特有の身体の使い方から起こっているからです。また、放っておいたら治ると言われる方も居ますが、痛みが無くなったから治ったわけではなく、防御反応が進み肩が固定化しきっただけなので肩は上がらないままです。これで治ったと思える人がいるのが怖いですね。湿布や痛み止めも治癒作用はないですし、漢方も熱のコントロールはできますが根本的にはそれだけで治るものではないですね。

 

 五十肩を治すには、日頃の持続的な牽引力を極力排除して、肩に正しい荷重をかけ続け、関節を自然な状態に戻し、筋力を鍛えて行くことによって克服できるものです。痛いからといって動かさないでいると、固まりきってしまうので、そうなりたくない人は頑張って動かしましょうね。

 ただし、動かした方が良いからと言って無理なストレッチはやめてください。特に静的ストレッチは五十肩に限らず、筋肉をひき伸ばすものです。五十肩の原因で伝えた内容を思い出してもらえるとわかると思いますが逆効果です。もう一つ、お風呂中やのお風呂後に良く動かせるからストレッチするのも逆効果です。ひきはがされない様に緊張しているものを柔らかくするのは危ないですよね。ストレッチは自分の力で自分の身体を動かすという定義が広まっているので、自分で行うので身体の破壊も少なく、自分で動かす事により関節に対して有効な刺激が加わる場合が多いので、魔法の言葉のように「ストレッチしてくださいね」なんて、医療機関でも言われた事を経験されている方も多いと思います。しかし、皮膚・腱・筋肉の長さ、硬さを配慮しながら、動きを止めながら、動かしながら、筋ポンプ作用の促進を考えながら、関節の固定性を保持するために、と考えながらやれれば有用なものになります。これらが分かってくると他人にストレッチされるような事が如何に危険な事かも理解できてきます。静的ストレッチされた筋肉は瞬発力と筋力を失いますから、スポーツ前に行うと危険だと言われています。こうなると牽引が危険なのも頷けますね。

 

 五十肩は一般的な運動や体操でもある程度の対処はできます。

 どんな運動や体操があるかというと、腕立て伏せや、スクワット、ハイハイ運動、ウォーキングでしっかりと手を振るなどです。これらの運動は、やり方が色々あります。例えば一言に腕立て伏せといっても、手足の付く位置、スピードだけでも多くのバリエーションがあります。ヒントは荷重をどこに掛けるかです。

 ウォーキング中の腕の振り方の一部を紹介します。親指を立てて肘を曲げて引き、力を抜いて元の位置に戻す。

・肘を引くことで鎖骨や肩甲骨が動くようになる
・肘を曲げる事で、上腕骨と肩甲骨の関節窩が近づく
・親指を立てる事で筋膜を通じ腕が振り易くなり、足の指も上がるようになる
五十肩の腕の振り方

 炎症が原因なのでしっかりとアイシングを行う事も治療への近道になります。何故か温熱療法を行う所が多いですが、それで治った人は居ないと思います。一時的に痛覚のセンサーが熱により膨張して痛覚を感じにくくさせているだけで、温められた部位では熱変性を起こしては大変なので緊急事態として血行が良くなりますが、この反応は熱を早く逃すためのものなので酸素の供給や栄養素の交換はうまくできていないのです。

 

まとめ

 五十肩は早くて1ヶ月、遅くて1年あれば治るものです。当院では早く良くなってもらうために、上でも紹介した体操を積極的に取り入れています。「痛いなら安静に」という整形外科的な考え方では解決には至らないと思います。病院では痛み止め(内服薬、塗り薬、湿布)、非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)、筋弛緩剤、温熱療法、肩関節への注射やブロック注射で痛みを和らげることが行われます。それでも長期間治らなければ「手術をしましょうか」と言われます。五十肩の原因を知るとこれらで治るとは思えませんよね。

 

 仕事でノルマに追われ、家事に追われ、育児に追われ、自分の自由に追われ、『自分をなくしていた』のです。その上で、身体の使い方やクセの悪化による自己治癒力の遅延が発生しています。更に冷却や運動・姿勢改善の努力を全くしない。こんなことが現在の状態に繋がっています。そして将来はどうでしょう?今の症状は将来にもっと重篤な症状を呼んでしまうという身体からの危険信号でもあります。流行りのストレッチや運動を試そうとする方も、その方法論を試す前にまず自分を時間経過を考えて客観視されてみてください。今の自分に何が必要なのか、本質に少しでも気が付ければ生活の仕方も変化して良い方向に向けると思います。

 

「やれることはやった。自分のコンディションの中でできることはやった。」五十肩 やれることやった?

 平昌五輪で金メダルに輝いた羽生結弦さんは、会見でそう語っています。彼は金メダルを獲得する3カ月前に右足の靭帯を損傷し、動けない中でも学びを増やし、リハビリとトレーニングを積み重ねてきました。

 

 

あなたは、どうでしょうか、やれることやってますか?

✓1日座ることが多い

✓1日5000歩も歩かない

✓不調箇所を温めている

✓ストレッチや腰痛体操をしている

✓半年以上変わらない治療を続けている

✓痛いから動かしていない

この6つのポイントを抑えた上で、考えてみてください。

『毎日同じように、変わらない生活を続けていて、身体は大きく変わるでしょうか?』

 

 

 

 

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