未病と病理について
身体に不調を感じて病院へ行くと「異常はありません」と言われた経験はありますか?
この異常というのは、数値として目に見える異常のことを言います。
例えば、血液検査の数値、骨の角度の数値、骨と骨の隙間の数値など、これらの数値が異常な値になると病理として病名が付きます。
例外的に、数値に法則性のない異常などは、〇〇症、△△症候群、□□障害として、診断名をつけます。
診断名を付けられないと保険での収入を得られないため、まず診断名をつけるようになっています。
当院では重力に対する骨格から身体の状態を判断
重力を受ける状態は、生まれたときから不変の事実としてあります。
そんな”重力を正しく受け止められているのか”から身体の状態を判断できるため未病の状態でも身体の問題を見つけることが出来るのです。
病院は数値で判断
数値を元にした細やかな状態を知るには病院へ行くと良いです。
顕微鏡で細胞を調べるような情報では病院での検査は抜きに出ています。
やまいのことわり、つまり病理を検査で明らかにしてくれます。
一方、細かな数値の異常を改善しても身体の不調を変えられない場合もあります。
例えば、仕事により1日の大半を座り続けて過ごす人の身体は衰えています。
これを顕微鏡で観察して薬などを投与しても改善することは出来ません。
大枠の問題は、重力に抵抗しながら適切な動きが出来ていないからです。
そのため重力を受けながら適切に身体を動かせれば身体は元気になるのです。
しかし、普段から身体を動かしていない方が急に身体を動かし始めると何かしらの失敗をしてしまいます。
強すぎる運動の負荷や、思うように身体を動かせないなどから身体を痛めてしまいます。
そういった改善の努力を、最短で確実にする施術や指導を当院ではしています。
ご存じの方もいるかも知れませんが、現代人は歩く機会が少なく身体が弱くなっています。
そのため、国の方針で歩く時間を増やそうと色々と政策を出しているのですが効果はあまり出ていません。
しかし、一部の健康な人はしっかりと重力を受けながら連続した歩数を歩き健康寿命を伸ばしています。
歩いて身体を健全に保てていれば、身体に負荷を掛けても問題は起きにくいです。
同じ作業や仕事をしていても自分だけ身体を悪くしてしまう方は、自分の生活習慣を見直す必要があります。
そのお手伝いも当院で出来ますので、ぜひ相談していただけると嬉しいです。