患者プロフィール 名前: (仮名)山本 彩子 年齢: 49歳(昭和46年生まれ) …
なぜ、病院や他の整体・
整骨院で良くならない
症状を根本改善できるのか?
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なぜ?当院の
施術はこんなにも
坐骨神経痛が改善
されるのか?
何ヶ月に渡り、いくつもの医療機関へ通い、様々な施術を受けてきたのに思うように良くならない。
良くならない理由は、あなたの坐骨神経痛の根本原因に辿り着けていないからです。
思い返してみて下さい。
あなたは坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)になって医療機関に行き、何と説明を受けましたか?
・坐骨神経痛ですね
・姿勢が悪い
・筋肉が固まっているのが悪い
・ヘルニアからきている
・狭窄症(きょうさくしょう)からきている
こんな説明をされることが多いと、当店にいらした方は言います。
どうして、悪くしたかという理由は満足に説明されてないようです。
このように施術をする側とされる側も、坐骨神経痛を発症した結果にしか注目していません。
エビデンスレベルの最も高い腰痛診療ガイドラインでは、腰痛の原因の85%は原因不明であると言われる背景はここにあるのではないでしょうか。
もし根本の原因を教えられていれば、あなたの坐骨神経痛は根本の原因を変えることで必ず良くなります。
坐骨神経痛で「やってはいけないこと」とも言える、良くならない理由を見ていきましょう。
コルセットの目的は、締め付けて体を支えることにあります。
その効果として、動きを制限することで痛みの緩和に期待できます。
そのため、坐骨神経痛に対して一時的に痛みを和らげる効果はあります。
しかし、副作用を考えるとお勧めは出来ません。
コルセットの副作用は、身体を退化させてしまうことです。
元々、身体は”締め付けて支える”という働きを備えています。
コルセットに頼ることで使われなくない身体の機能は衰えてしまいます。
そして、常にコルセットを手放せない状態に陥ります。
また、自由な動きも制限されてしまい、腰の適切な運動を行えません。
やはり使わないものは衰えるため、ジワジワと腰の状態は悪化していき坐骨神経痛は進行していくでしょう。
このようにコルセットによる固定は身体の改善を妨げます。
ギプス固定の後は動きが退化しているためリハビリを必要としますよね。
コルセットを使用するのは、どうしても中腰で作業するときや重たいものを持ち上げるときだけをお薦めします。
どこをほぐしたら良くなりますか?と質問されることがあります。
マッサージの目的は固くなった筋肉を刺激して緩めることにあります。
その効果は、筋肉を緩ませて一時的に動きやすくなります。
またマッサージの刺激により痛みを紛らわします。
しかし、身体の構造を考えるとお勧めできません。
なぜなら、筋肉の緊張は防御反応だからです。
筋肉は骨格の歪みを正そうと常に緊張または引っ張られた状態にあります。
そのため筋肉を緩めると骨格の負担は増加し、直ぐに筋肉は硬くなり状態を悪化させます。
これは国内だけでなく海外のマッサージライセンスを取得した私がマッサージを止めた理由でもあります。
電気療法の仕組みは強い刺激により神経を鈍らせ痛み伝達をさせ難くします。
またその電気刺激により筋収縮を起こし血流の改善に期待が出来ます。
しかし、坐骨神経痛の根本原因は筋肉の固さだけではないためお勧めできません。
また刺激を加え続けると電気を掛けている部位に刺激が蓄積されてしまいます。
例え1回1回は弱い電流でも蓄積し続けるため瘢痕化の原因になります。
そのため坐骨神経痛の改善を妨げる理由にもなるためお勧めできません。
ボキボキと鳴らす施術は、関節に牽引力をかけて気泡をつくり弾かせる手法です。
この気泡が弾ける衝撃により関節を徐々に壊していきます。
これはキャビテーションエロージョンという現象を起こしています。
この気泡の弾ける衝撃力はとても強く、船のスクリューを壊す1番の原因と言われています。
繰り返し関節に繰り返し使用すると徐々に関節を壊してしまいます。
そのため厚生労働省から頸部には使用禁止と通達されています。
施術だけではなく、自分で首や腰、指など鳴らすことが癖になっている方も多いかと思います。
自分でボキボキと鳴らす行為も同じく関節へ負担をかける行為です。
癖になっている人はすぐに止めましょう。
様々なシップの種類があります。その目的は、貼った部分の温度を下げたり、皮膚表面に鎮痛剤を浸透させて炎症を抑えることにあります。
しかし、湿布をお勧めできませんことは出来ません。
まず、現在のシップには冷やす効果はありません。
温めた缶コーヒーにシップを貼っても冷たいコーヒーになりません。人間の体でも同じです。
シップは薬剤の効果で冷感を与えるもので実際には冷却効果はありません。
それどころか保温効果で炎症を起こしている部分に対して悪影響を与えてしまいます。
また、ロキソニンシップのような消炎鎮痛剤を浸透させるものも効果は期待できません。
表面に鎮痛剤を浸透させたところで根本原因を改善することは難しいからです。
例えその部位に炎症を起こしていても、炎症を起こす原因は別の部分にあります。
痛み止め自体を服用したとしても、炎症を起こす原因を改善しなければ炎症は起こり続けます。
そのためシップや痛み止めは体に対する負担になるのでお勧めしません。
最終手段とされる手術について説明します。
手術は2通りの状態に対して行われます。
どちらの場合も適切なリハビリを行うと改善の可能性はあります。
・明らかな原因を解決するための手術(明確なヘルニアや狭窄が原因の場合)
・原因は不明瞭だが痛みや動きの良さを改善するために疑わしい部分に対する手術
ここで注目したいのは、先程の腰痛診療ガイドラインです。
そこには腰痛の原因の85%は原因不明であると言われています。
原因不明なのに手術をして解決できれば良いです。
しかし、解決できなかった場合は症状は残存し、手術痕から将来的に健康を害することも視野に入れなければなりません。
これが「手術は成功したけど症状は残った」状態を作ります。
坐骨神経痛とは疾患名ではなく、頭痛や腹痛と同じく、症状を表す言葉として使われています。
坐骨神経痛は、さまざまな原因により、刺激を受けて発生します。
末梢神経の中でも坐骨神経は、おしり・太もも・ふくらはぎと非常に広い領域の神経です。
そのため坐骨神経に問題を起こすと症状が現れる場所もさまざまです。
坐骨神経の症状を起こす原因はさまざまですが、その根本原因は体の傾きによるものです。
この体の傾きがどうして起こるのかは原因の段落でお伝えします。
坐骨神経痛の症状は、坐骨神経の領域に現れる痛みや違和感など人によってそれぞれです。
代表雨的な症状に、
・ズキンズキンと脈打つ
・座っていると固まるので立ち上がって臀部を叩かずにはいられない
・長時間座って立ち上がると痛みや違和感を感じる
・寝ていても痛みを感じる
・歩いたり体を動かしていると痛みが軽減する
などが坐骨神経の領域に現れます。
坐骨神経痛に似た症状を引き起こす疾患もあります。
「梨状筋症候群」「仙腸関節障害」「椎間関節障害」「殿皮神経障害」などあります。
これらのほかに、血流障害によるものなどがあります。
・梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)
梨状筋により坐骨神経を圧迫して痛みやシビレを発生させます。
・仙腸関節障害(せんちょうかんせつ障害)
骨盤の関節である仙腸関節の隙間が広くなり過ぎたり狭くなり過ぎたりして痛みやシビレ、また力が入らないなど起こります。
・椎間関節障害(ついかんかんせつ障害)
背骨の変形により足腰に痛みを発生させます。
腰を反らす姿勢がつらく、身体を動かした時に強い痛みを感じるのが典型的な症状です
・殿皮神経障害(でんひしんけい障害)
骨盤にある神経に問題を起こして痛みやシビレを発生させます。
腰に圧痛があったり、仰向けに寝ると痛むこともあります。
また、腰を押さえて歩くと痛みが楽になる場合もあります。
・血流障害
血流障害により足の痛みを起こす疾患には閉塞性動脈硬化症、バージャー病などがあります。
閉塞性動脈硬化症は動脈硬化による疾患、バージャー病は手足の動脈に炎症が起こる疾患です。
腰痛診療ガイドラインでは、腰痛の原因の85%は原因不明であると言われています。
まずは、残りの15%について説明していきます。
その後に85%の原因不明なものについて説明します。
椎間板ヘルニアとは背骨と背骨の間にあるクッションが定位置から飛び出したものです。
病院でレントゲン検査を行うと見つかることが多いです。
背骨の横に傾く運動に合わせてクッションは移動します。
この時、傾いた土台では背骨の傾きは強くなります。
そのまま力を加え続けて許容量を超えると、間にあるクッションは押し出されてしまいます。
腰部脊柱管狭窄症とは、変形により背骨の脊柱管の神経や血管を伸ばして起こります。
ゴムの紐を張った状態から何かに引っ掛けると延びてしまうのと同様です。
病院では軟部組織の変性をMRI検査で調べて分かることが多いです。
背骨への小さな負担を貯め続けた結果、徐々に背骨と軟部組織の変性を発生させます。
ヘルニアに比べて時間経過を経るので好発年齢は高くなります。
腫瘍などの本来は存在しないものが作られて起こります。
病院でのMRI検査などで見つかります。
85%の原因を特定できない坐骨神経痛の根本原因は骨盤にあると考えています。
まず骨盤は骨格を支える場所です。
①骨盤に問題を生じると骨格に歪みを生じます。
②歪みを補正しようと筋肉は緊張し続ける状態になります。
③一般的に筋肉を使い続けると、硬くなりやがてシビレや脱力を起こします。
例えば重たい買い物袋を持ち続けていると、手や腕にシビレや痛みを出したり力が入らなくなるのと同様です。
④こうして坐骨神経痛の初期症状として筋肉由来の症状が現れます。
⑤次に、筋肉による骨格の補正に限界を迎えると骨や軟部組織の変形が始まります。
⑥この変形により神経や血管を引っ張るようになり、痛みや痺れ、脱力感を生じます。
このように、坐骨神経痛の症状には段階があります。
骨盤に問題を生じさせる原因については次の3つが考えられます。
・自然な歩行を行えない時期が長い
・過去の怪我などにより自然歩行を行えない
・仕事や生活習慣の姿勢によるもの
支柱の役割を持つ骨盤は、常に重力の影響を受けています。
重力に対しコマのように動き続けていないと、骨盤は前方に偏移してしまいます。
前方偏移して時間経過した結果、足の向きは外に開き、腰は沿って前弯が消失し、猫背になって背中が曲がってしまいます。
この重力対応ができなくなった姿は、高齢者に良く見られる姿です。
その状態で経過が進むほど、支柱を庇えなくなり、やがて支柱は捻じれ、他の部位に更なる負荷を掛ける事になります。
そのため、「坐骨神経痛なのですが歩いたほうが良いですか?」という質問には、無理のない範囲で歩いたほうが良いと答えています。
痛くて歩けなくなっていても少しずつトレーニングすることで長く歩けるように必ずなります。
なぜなら、重力に抵抗しながら全身運動と関節運動をして身体を再教育できるからです。
怪我などの場合も、足や骨盤を正しく働かせられないと傾いた骨格になります。
偶然にも体に良い影響を与える動きや運動が重なり、正しい骨格に近づくと「急に坐骨神経痛の症状が良くなった」と感じられることもあります。
また仕事や生活習慣で姿勢に問題が有れば、そこから骨格を悪くしてしまいます。
例えば、椅子の座り方で背もたれに頼りすぎている場合、ソファーや座椅子で背中に負担を掛けているなどです。
このように根本の原因を残して、その影響が回復力より強ければ、いつまで経っても良くなることは難しいでしょう。
なぜ和整体・整骨院では、坐骨神経痛の悩みが解決できるのか?
症状や原因に個人差が大きいですが、良くしていく方向性は明確です。
・時間を掛け原因をみつけるカウンセリング
・原因を改善する整体とトレーニング
・再発させない生活動作指導とセルフケア
これが、当院でこんなにも坐骨神経痛が改善される理由です。
しっかりとカウンセリングに時間を掛けて、どうして悪くなったのか、どうして改善できなくなったのかを過去に遡り調べます。
また、一方的に施術をするだけでは、悪くする生活習慣を変えられません。
1日で24時間、1週間で168時間を自分自身で管理しなければ根本改善にならないからです。
そのため、あなたにも正しい知識と改善方法を身に着けてもらいます。
そうして一緒に改善することが必要になります。
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症例19:坐骨神経痛と腰の痛みから解放された60歳女性の体験談
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