「患者の声に耳を傾けてくれる先生です」
今回の患者さんは尾道市高須町からお越しの膝の裏が痛くなりと診断されヒアルロン酸注射や水を抜いても改善せず歩けなくなってきたというお悩みを持った方の経過です。
5年前に膝に違和感を感じて整形外科に行くと変形性股関節症と診断されました。
なんとかやり過ごしていたのですが、1年前に転倒して右膝を強く打ってしまいます。
レントゲンを取ると以前より状態が進行しているのが見つかります。
6ヶ月前には左の足の付根(股関節)に痛みを感じ長く立つのが難しくなり、夜に寝てても痛くて目が覚めるようになります。
2ヶ月前には右膝の裏がひきつるように痛くなり歩くのも難しくなってしまいました。
膝の痛みで5分以上は歩くことが出来ないため、仕方無しに日用品は買いに行くが服などを買いに行く余裕は無くなります。
歩くのも難しくなり、自分だけでなく家族にも負担を掛けるようになりました。
股関節の痛みで5分も立っていられなくなり、座っていても膝や腰が辛く3ヶ月後に保育園の運動会での仕事に支障がある。
このままでは保育士の仕事を続けられない。
夜に寝ていても寝返りのたびに左の足の付根が痛くて何度も何度も目が覚めてしまい心身ともに追い詰められたといいます。
そんな時、どこか良いところは無いかとネットで検索している時に和整体・整骨院を見つけました。
他に比べてしっかしとしたHPの内容に思えてここなら良くなるかもと選んでいただいたそうです。
この方が当院に通って症状改善に至るまでどういった経過を辿ったかお伝えします。
診療時間は 月、水、木、土、日 9時〜12時、15時~19時 休診:火、金、祝 完全予約制 |
ご来院されている患者さんの経過を紹介します。
・お悩み:両膝の痛み、左股関節の痛み、腰の痛み
・年齢性別:60歳 女性
症状は、右膝の腫れと、膝裏の痛みから5分以上は歩けない。
右膝の曲げ伸ばしに制限を認め、動き始めが痛い。
立っていると左足の付け根と腰が痛くなり5分以上は立っていられずに直ぐに座りたくなる。
また、立っていると力が入らない感覚に陥るそうです。
仰向けで寝た状態から左の股関節を曲げるのは45度しか出来ません。
既往としては、
40年前にバイクで走行中に道から畑に落ちて首や肩を痛めたが病院には行っていない。
20年前に新聞配達中に膝をグギッと捻り仕事を辞めている。
5年前にレントゲン上で変形性膝関節症と診断されている。
1年前に転倒して右膝を打った後のレントゲンでは変形性関節症の進行を確認される。
思い当たる原因として体重ではないかと考えていたそうです。
検査をしていくと左足の筋肉が右足に比べて1%ほど少なくなっています。
腰のバランスは左に傾き、右足に力を入れにくい状態になっていました。
この状態で保育士としてまた、家庭の中で動き回る機会が多く膝に負荷をかけ続けての右膝の痛みだと考えられます。
右足に力を入れにくい状態になったのは、過去の事故からかも知れないし、家や仕事場の環境が片足に力を入れて方向転換などをする機会が多かったから、連続で歩く機会の少なさから癖がついてしまう、またはそれらの複合かも知れません。
このように、膝の裏に痛みを感じる場合、うまく足に力を伝えられない状態になり起こることが多いです。
右足に力を伝えられずに過ごしていると、右足で身体を支えられず左足の負荷は増えます。
また右足をかばう動きを左足で行うことにもなります。
時間の経過と共に、左の股関節に負担を掛けてしまい足の付根の痛みを誘発しました。
施術では、身体の天秤機能を元に戻す取り組みを行います。
癖のついた腰の状態を滑らかにして、左右平行で均等に動かすトレーニングを行います。
1週間後には、股関節の状態に変化が現れます。
痛みはあるが15分ほど歩けるようになるが歩いた後に痛みが強い状態でした。
少し落ち着いてきたので、膝への負担を減らすために足腰のネジレを取り除く取り組みを行います。
4週間後には、立っていられる時間が伸び立っている時間が1時間を超えても以前のように座りたくなる感が減ったといいます。
ここまで当院の施術を受けた感想は、やってもらってる感は少ないが良くなっている感はある。
今までの整体では、やってもらった感はありその時は気持ち良いが、良くなった感は無かったと言いいます。
このまま歩けなくなり寝たきりになると不安に思っていたご主人には姿勢が良くなり、歩けるようになったと喜ばれたそうです。
足部のアーチ構造の回復や足腰の連動を取り戻す取り組みを行います。
9週間後には、スムーズに動けるようになり”調子が良い”と思える日が増えてきて一時的に膝が痛くなる状態になります。
12週間後には、日常生活で随分と楽になったと感じるようになります。
まだ、たくさん動く忙しい日の後は痛みを気にすることが多い状態です。
15週間後には、立つことの不安感は全くなくなりました。
まだ膝の痛みは少しあるが、立っている状態から歩き始めるのは平気になります。
「和整体に来て本当に良かった。もっと早く来ていれば良かった」と嬉しいお言葉を頂いております。
21週間後には、長時間座った状態からの動きはじめの痛みも気にならなくなってきます。
ウォーキングの時間は50分になり歩くことへの不安はかなり無くなったそうです。
この頃には小走りも出来るようになりました。
また、胃もたれの症状もなくなり、とても喜んでいただけました。
このように和整体では変形性関節症と診断されて何年も経っている方にも、以前のように不自由なく生活を行えるように、その人にあった施術と指導を行っています。
もし、あなたが一時しのぎの対策を繰り返し、悪化させ、間違った取り組みをしていると気がつき、自分ではどうしようもないと思った時には1度当院へご相談ください。